BRM412大阪400㎞ part2 復路もトラブルだらけ

2024 BRM

あらすじ

初めての大阪市内始発着ブルべ、BRM412大阪400㎞に参戦
越前までの往路、ウェア選択を誤ってしまい寒さからハンガーノックを誘発
さらに後輪の不調も重なり、深夜の湖東爆走区間で大苦戦
どうにか敦賀を経て、晴れ渡った日本海と沿道の桜を見ながら越前海岸を走って折り返し地点に到着した

こんな状況下なので、多少貯金を削ってでも気持ちを整えるべく休憩取れば…状況変わってたのになぁ

では、後半戦スタート

後半戦(越前→grupetto)

PC3到着したが、温泉は営業前なので諦めた
なら、敦賀まで行ってヨーロッパ軒で腹ごしらえしようと思っていたが、トラブルの神はワタシの希望をことごとく破壊しまくった

越前から敦賀に戻る途中、ガーミン先生のナビを見てなかった事でR8敦賀BPに迷い込むミスコースをしでかす

ミスコースその1

迂闊だった
本来コース上に出現しない筈だった北陸新幹線の高架橋
トンネルが2本
セメント工場が見当たらない(旧道にある)

つか、異変に気付くの遅くねぇ?

これで約30分以上ロスった…しかしトラブルは終わっちゃいねんだよ

何とか敦賀駅付近に戻った。お目当てのヨーロッパ軒に行く予定だったが準備中だった
30分早かった
先々を急ぐ安直な考えでヨーロッパ軒も諦めた事で、R161のヒルクライム区間は一層地獄の様相を呈することとなる

不運は重なってやって来るものだ

①バルブコア折損

今回のブルベで盲点だったトラブルの犯人は

お前だ!

バルブコア折損を失念…無念

敦賀過ぎたコンビニでエアチェックした時、その事実に気づく(っか遅いわ)
バルブコア・レンチはないが、幸いチューブは持参しており、クリンチャーに変更して対処した

しかし、これで終わらないから質が悪い

気づいた時、こんな感じだったよ

なんじゃこりゃ~
テールライトぶっ飛んでるじゃないか!しかも両方とも

テールライト応急処置 これでラストまで乗り切った

テールライトのレンズと電池が両方とも発射してしまうまさかの惨事?珍事?が発生
CATEYEのOMNI特有の症状なのだろうか?電池カバーの脱落防止策を講じてないのも原因かもしれない
幸い基盤は残っているので、乾電池とビニールテープで応急処置して事無きを得る

これでまたトラブルに強くなったね…(多分)

そんな顛末は乗り越えたものの、【ハンガーノック】という事実が現実のものとなり牙を剥く
R161に入ると約7㎞の登り区間
全く力が入らないから脚は回らない、終わりなき無間地獄のヒルクライム
これでも400㎞ブルべにしてはまだ貯金(一応目安)はある部類なので、走力はなくとも技術の引き出しを駆使しながら残りの行程を楽しんで行こう…そう心に説いたのだ

苦しんだ先に広がるメタセコイヤ並木道

ヒルクライム地獄でいつの間にか滋賀県に戻って来たのだが、ハンガーノックの暴力は凄まじく、思考力さえいとも簡単に奪ってしまうんだなあ(棒読み)

フォトチェック メタセコイヤ並木道 14:09着 (+0:57)

今回のブルベで一番つらかった区間
敦賀出発時点で約2時間50分の貯金は前述のトラブルに次ぐトラブルで一気に減少!1時間切ってしまった(想定より1時間遅れ)

とにかく補給が大事(って今更感ありありなんだけど)

おお、わが救世主よ!新旭で愛しの近江ちゃんぽんを発見
順番を待っていたらXのフォロワーさこっち氏もやって来たので相席で頂くことにした
貯金減ってるのにブルベ談議(してる暇あるん?)したりしてた

新旭からはさこっち氏と一緒にローテーしながらR161を南下し、大津のPC4を目指すだけの簡単なお仕事に没頭

道中、白髭神社を通過し

止まって撮影出来ないのが辛い

何があろうともビワイチしたら親の顔ほど必ず寄る自転車処どてるしへ
さこっち氏はPC4のUNBOUNDへ先行し、メカトラの対応をしてもらうとの事なので一旦お別れ

自転車処どてるし もちろん目的はアレよね

余りにも辛過ぎて、どてるしでブルベDNFしようかと思ったが、どてるし一味(店主・ナオコ☆・かくれキャラ)と恒例のソフト補給で束の間の休憩しているうちにやる気スイッチ再起動
ただ、この補給はビワイチの〆ではないのが辛い所だが…

この日はオダ近とAR中部が琵琶湖周辺を走ってたり、ビワイチニチと言う1日でビワイチ何周出来ますか?というガイ●チ企画まであったりしたが、ワタシが反射ベスト着てどてるしに訪問する願望がついに叶ったのも事実である

堅田からさらに南下、過去一度だけやったことがある堅田始発着フルビワイチ以来である雄琴付近
大人の浴場で有名な雄琴…昔に比べたら活気が無いような気がする
風営法?コロナ?往路で通った時、まったく気づかなかった位(ワタシ的に)時の流れは無常だと思った

浜大津駅付近、さこっちと別れて久しく今ワタシはランタンルージュ(最後尾)なのかどうかすらわからなかったが後続が追い付いたので一安心
迷路のような路地を抜け一緒にUNBOUNDへ到着した
さぁ、貯金は再び増えたのか?

PC4 UNBOUND 17:35着 (+1:07)

ギリギリ隊が悠然と到着
取りあえず貯金をわずかながら取り戻せたので、有人チェックと簡単な補給を終えて宇治の通過チェックへと急ぐ

宇治川ラインに来た頃、日が傾き出した
一番疲れのピークが来ているが、宇治川ラインはアップダウンがあまりないにも関わらず向風が吹いて失速気味なり、遅れていくゴール到着時間に焦りを感じる
偶然か、これはエントリー出来た前提でBRM525川西600㎞のコース確認でもあるので次に生かしたい

天ケ瀬ダム付近からフォトチェックの白虹橋へと下るのだが、これが激坂
暗峠?和泉葛城の中尾・蕎原・犬鳴ルートかよ的な凶悪さである

激坂を下り、白虹橋から天ケ瀬ダムを撮影しお題クリア

天ケ瀬ダム
フォトチェック 白虹橋からの景色 18:44着 (+2:37)

宇治川ラインはしんどかったけど、下り基調と火事場のクソ力で貯金増やした
これで後は来た道辿ってgrupettoまで帰るだけの簡単なお仕事…なんだけど

宇治市内で夜になった
ゴールまで近づいているという謎の力が作用し疲れのピークはどこへやら?と最後の力を振り絞っていたが【ヘッドライト終了のお知らせ(全て)】
幸い第3のライトを持っていたので命拾いした

帰りのさくらであわない、もとい、であい館ログイン
何を血迷ったのか、大阪万博仕様のイルミになっていた

淀サイお馴染みの光景である樟葉・枚方まで来たのだが、最後に盛大なミスコース
本当にうまく行かん時はこんなものよね
何気に分岐点を通過し、ガーミン先生怒りのミスコース警告をフルシカトしたことで傷口が拡大した

ミスコース2発目

感傷に浸りながらひらパーの観覧車見た結果がこれだよ

気付いたのは国道1号と170号線の分岐…ってかなり逝き過ぎた模様
再度関西医大付近まで戻ってオンルートに戻る事が出来たが、これもルートを確認してないヤツが悪い
今度こそ、grupettoまで足を回すだけの簡単なお仕事、最後の最後の最後に盛大な落とし穴がないことを願いつつ、最後の力を出し切ってゴール到着

GOAL grupetto 21:48着 (+2:12)

ゴールしてからレシート、フォトチェックを受けて400㎞認定完走
どてるしで一旦オサラバしたさこっち氏が待っていてくれた
ほっと一安心しつつ、店主(今回のブルベ主催兼)の手料理で消費カロリーを上回る補給を取る

終電ギリ(輪行組み立て時間考慮)まで店主の手料理に舌鼓
豚汁が美味しく、ようやく人権の一部を取り戻せたところで桜ノ宮からJRで輪行
日付が変わったころに自宅に帰還 おつかれした~

ブルベで失敗しないための教訓

①コース把握はしっかり 可能なら自走(一部)
②補給は大事
③眠くなる前に仮眠は大事 人権放棄する覚悟があれば帝国ホテルを根城に適時仮眠
④装備品の点検は大事

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