2024年に入ってから初ブルべ行ってきた。
泉佐野ブルべ真冬の恒例、BRM127泉佐野200㎞榛原往復。
通算3度目の挑戦に、昨年けちょんけちょんにいたぶられたされた榛原往復ブルべの鬼門、忍坂攻略を誓った…のだが
今年の運命は如何に?
コース紹介
コースマップは以下の通り、平たく言うと【泉佐野から榛原まで走って帰って来るだけの簡単なお仕事】である
PC・通過チェックは以下の通り
距離 | PC CLOSE | 2023年 到着時刻 | |
START りんくう公園 | 0㎞ | 7:00 START | |
通過チェック(往路) セブンイレブン和歌山下三毛 | 25.0㎞ | (9:15) | 8:11 |
PC1 ファミリーマート五條病院前 | 69.3㎞ | 11:36 | 10:21 |
PC2 セブンイレブン宇陀篠楽 | 105.3km | 14:00 | 13:04 |
PC3 ローソン五條住川町 | 135.6km | 16:04 | 14:56 |
通過チェック(復路) セブンイレブン和歌山下三毛 | 185.6km | (19:24) | 17:51 |
GOAL ファミリーマート阪南幡代北 | 204.5km | 20:30 | 19:27 (※) |
GOAL受付 田尻町ふれ愛ホール |
スタート前
ブルべ民の朝はとにかく早い、しかも寒い!🥶
今年も懲りずに真冬のブルべへ参戦すべく泉佐野ブルべの聖地、りんくう公園へ参上!
去年バイク乗り換えたにも関わらず榛原往復のBIGBOSSこと、忍坂で毎回けちょんけちょんにされたので今回こそは完全乗車で忍坂制圧&2019年初参加時のタイム更新(11h37m)を狙ってみたい。
受付を済ませると、去年の河内長野200㎞ブルべで豪快なミスコースをしでかしたyoutuberのひろたまさん御一行と再会。
せっかくなので便乗しようと思ったが、脚力差が有り過ぎるので、今回も孤独に走る所を押さえてもらおう📹
尚、その動画内でワタシは【ベテランライダー】認定(?)された(ことになっている)らしい💦
恒例のブリーフィングから車検の後、出発
前半(泉佐野→榛原)
去年同様、忍坂で恒例の惨事が起きることを前提に去年より少しペースアップしたが、その分心拍が早々に急上昇してしまった💦
雄ノ山峠で離され抜かされるも、下りで挽回。
このままだと忍坂ヤベェなぁと思いつつも、往路の通過チェックに到着
5分位ならそんなにムダ脚使わなくて良かったような?
次は五條のPC1へ、毎回毎回行きも帰りも向風が立ちはだかる紀ノ川沿いをほぼ単独で。脚の合う人らに張り付こうにも脚力差が祟って断念。そうして無駄な脚を使い疲弊が進行して悪循環に陥るのである。
幸い風が緩かったけど、この先大丈夫かな?
尚、同区間の激坂新道は旧道とサイクリングロードで迂回したのは公然の事実である
往路の通過チェックから約45㎞。向風に翻弄されながらひたすら紀ノ川沿いを走ってPC1に到着したのである。
PC1で貯金約1時間25分。せめて貯金2時間以上確保&忍坂なんて楽々クリア出来るのが理想だが、そんな事望めるような脚質ではないので榛原のPC2で食われるだろう貯金さえ確保出来ればそれでいい。
ただ、正月の不摂生がまともに出ており忍坂どころか、前座に控えるテクノパークなら、明日香、浅古アーチェリー場のプチ激坂でさえ苦戦必至が予想される。
そして、不安は現実と化す。
そのプチ激坂群で散々痛めつけられてから回復ままならず、迎えるはBIGBOSS・忍坂…
PCまであと3㎞!しかしこれがかなりの曲者。
忍坂突入時点でギア売り切れ、脚売り切れ、まったく漕げない地獄の三重苦と共に己の現実をまざまざと見せつけられる始末OTL
忍坂の中間あたりで折り返してきたランドヌーラーとすれ違う。ここで気合入れたいが、ペダリングはもはや無理と見た。
【ならば恥を忍んで手押し】
あの坂、どう頑張っても時速5㎞位、それ以下しか出ないなら戦略的手押し作戦で行こう。
それでも脚へのダメージは限界寸前!女寄峠直前で両足が攣ってしまった…
【今年もけちょんけちょんにいわされたな😢】
心身ボロボロ状態ながら心は折れずPC2到着。お題【榛原往復】の1/2回収したのである
五條で築いた貯金は15分放出した位で済んだ。重篤なギリギリ隊ではないので一安心。
今回宇陀篠楽のセブンイレブンにてテーブルとイスを設置が設置された(マジで感謝)ので早速活用。
大盛のパスタを胃に収めて後半戦へ突入するのだ。
後半(榛原→阪南・田尻)
宇陀のPCで約30分休憩。続々到着するランドヌーラーとエンカしながら後半戦突入。
往路で痛めつけられた女寄峠の登り返しを始末すれば、これまた往路ラストでおみまいされた忍坂を【ヒャッハー!下りだぜ~!】
と、忍坂でもがき苦しむランドヌーラーを横目にちょっと優越感に浸りつつ、応援しつつ激坂ダウンヒルをしばし楽しむのも束の間、再び浅古・明日香・テクノパークならの激坂でバテる。今回のブルべで道中美味しいお店に寄ってランチしたかったが、あまりにも忍坂で脚力・気力を使い果たし過ぎたが故に昼食兼大休憩したのでスルーした。お楽しみは来年以降に取っておこう。
いつしか飛鳥を抜けて進むとテクノパークならの激坂が…
忍坂みたいな凶暴性はないが、寒さと疲労で脚がキツイ。何とか乗り越えてPC3に到着出来た。
PC2で休憩を長めに取ったが、ペースが上がらず去年より延着して貯金減少💦
脚がヤベェ、前に集団いてるから後ろにつけて楽したい→ある程度の距離から詰められない呪い
単独走でもいいからもう少しスピード上げたい→20㎞/h以上出ない呪い
これらの呪い発動の仕打ちで心が折れそうになった😢
PC3でおにぎり・バナナで炭水化物と糖分を補給。道中で停まったらカフェイン&糖分補給するのでペットボトルのコーラをポケットに刺してスタート。長い長い紀ノ川を延々と向風と低温に晒されながら修行僧の如く耐えて忍んで日没までに約50㎞の道程を突き進んでいく…
坂地獄の奈良から向風地獄の和歌山へ戻った。
毎回日没までに雄ノ山峠到着を目標にしていたが、叶わず。
復路の通過チェックで日没を迎えてしまった🌄
残り距離と時間的に認定完走は揺ぎ無いが、去年より疲労感がヤバい…
無事到着、残り約20㎞。ラスボス雄ノ山峠制圧さえすればゴールは近い。
PC3で1時間切った貯金を一気に取り戻すことに成功。去年より到着は遅れたものの、運良く曳いてもらえたことが大きかった。
すぐさま補給後、夜の雄ノ山峠へと突入する
雄ノ山峠でもう脚が限界。
意外と車が通るのでここは恥を忍び、峠道約99.9%屈辱の手押しでクリアした。
これで激坂から解放された。ここからほとんど下り基調&ゴールまであと3~4㎞走るだけの簡単なお仕事である。
今年も忍坂でけちょんけちょんにされ、のし付けて送り返された。2年連続?いや参戦3回目にしてもあの坂を手押し足つきなく登りきる日は来るのだろうか。
楽しさより苦行修行が勝った感があるが、認定完走さえすれば総てよし!
無事にGOALまでたどり着いた
榛原通算3往復目は12時間18分で200㎞完走。
必要事項を記入しブルべカード提出場所まで約5㎞走って田尻町ふれ愛センターに到着し提出。
今年からデザインが巷で何かと好評(?)な例のメダルとオダ近オリジナルピンバッチを購入
ワタシ的にはこのイメージしかない(笑)
命名:かいーのメダル
余りにも冷え過ぎてボロボロの身体を一刻も早く癒す為に清児の湯へ直行
翌日のお仕事に影響が出ないようケアして無事帰還したのであった。
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