衝撃!?ACPのBRM規定改定

2024 BRM

先日、ACPにおいてブルべに関する規定改定がリリースされ、2024年1月より施行となった。

その内容は…衝撃的過ぎて頭の整理が追い付かない

ここで今回の改訂内容を列記するが、あくまでもワタシの感想なので参考にされたい

改定その1

Article 9: 主催者は無人のPCの通過を確認するものとして、デジタルツールによる証跡を認めてもよい。(BRM/AJ規定の第9条に対応)

ブルべにおけるPC、通過チェックの証明として
・有人チェック
・レシートの打刻時間
・対象物(+バイク)を撮影した時刻(大概スマホで撮ってる)

が主たる方法で、これらのチェックは
①ゴール地点のスタッフにチェックを受ける
②主催スタッフへブルべカード・レシートを郵送・画像送信

によりチェック後、問題無ければ晴れて認定完走となる

PC・通過チェック等記載のキューシート(2023年BRM610川西600㎞より抜粋)

①は、よくある普段のブルべ
②は、コロちゃんが猛威を振るっていた最中に開催されたN2BRM(ニューノーマル)開催で行われたと思われる(その当時に参戦していた和歌山始発ブルべがN2BRMで上記②を採用していた)

通過証明が画像でOKになると、コンビニPCでレジ待ち中に先客がチンタラして気が付いたらタイムオーバー…て惨事は免れそうだが、そもそも画像取り忘れたら元も子もないと思う

改定その2

Article 10: (スタート・フィニッシュを除く)チェックポイントのオープン・クローズ時刻は走者が時間内に完走するためのガイドとなるものであり、時刻内通過が認定の条件ではない(ではなくなった)。(BRM/AJ規定の第10条に対応)

これはPC超絶エクストリーム重役出勤のギリギリ隊には僥倖!
毎回PC・通過チェックで
①「とりあえず●時間貯金出来た( ̄ー ̄)ニヤリ」
②「ヤベェ、貯金ねぇー(;^_^A アセアセ」
③「げぇ~、タイムオーバーじゃんΣ(゚д゚lll)ガーン」

の悲喜こもごもな会話をランドヌール民間でしているであろう

ワタシ自身、貧脚が故に過去何度か超絶ギリギリ隊を経験しており、「制限時間までワンチャン頑張れば行ける!」と奮起して奇跡的にPC制限時間内(ギリギリ)通過【2021年BRM704茨木400㎞・2022年BRM226橋本300㎞・BRM514川西400㎞・2023年BRM108神戸300㎞】もしたが、運悪く数分オーバー【2019年BRM1005和歌山200㎞】でFったこともあった

今回の改定では認定完走しやすくしようとする親心が見えたりするが、そもそもブルべを認定完走する為には全体のマネジメントを組み立てておく必要性があると思う
今後PCは通過チェック扱いになるのではないか?と仮定した中で、600㎞ブルべでは普段より仮眠時間が取れそうな気もする(その分ギリギリ隊になることを覚悟されたし)
ただ、序盤からギリギリ隊で道中もギリギリ隊のままでは論外な気もするし、無茶な回復走行で事故るリスクもある
冒頭に述べたが、マネジメント大事

改定その3

Article 13: SR (Super Randonneur) は暦年(1月-12月)を対象とする。(BRM/AJ規定の第13条に対応)

SRメダル(2022年初めて取ったSR)

今回の改定でこれは衝撃的事実!
コロちゃん黎明期(2020年)、AJ(オダックスジャパン)から出走自粛(5月~8月)のお触れが出されてブルべが開催されない状況下の中で10月末を迎えてしまった。
2021年度は…なんと2020年11月から2021年度のBRMとしてカウントすることとなり、これが2023年まで続く事になった。
2023年10月末を迎え、翌月11月から2024年度のBRMが始まり、既に200㎞(BRM1112河内長野200㎞)を認定完走した

全ランドヌール間で話題沸騰?のアレ

これで翌年300・400・600㎞の認定を取ればSR…と思っていたが

暦年に戻るのね…😢

せっかくの200㎞認定完走が幻になってしまったが、2024年度は出来るだけ月イチブルべをモットーにしており、調整がてらに参戦したBRM127泉佐野200㎞で改めて認定完走した

今回の改定は吉と出るか凶と出るか?
はたまた鬼が出るか蛇が出るか?
次戦以降どう変化するのか楽しみだ

コメント

タイトルとURLをコピーしました