近鉄サイクルトレイン-ketta-で行く鳥羽・志摩 part1

自転車

5/25の早朝、おもむろに大阪上本町駅にいた
そこには改札前に集う多数のローディの皆様方
普段ロードむき出しのまま駅構内を闊歩するなど御法度だが、今日は事情が違うのだ

普段なら公衆道徳を問われるが…
どこからともなくローディの皆様方がわらわらと参上

そう、お目当ては…

近鉄観光列車つどいサイクルトレイン-kettaである
https://www.kintetsu.co.jp/cycle/cycletrain/common/pdf/ketta_information.pdf

近鉄観光列車つどい

今回の目的地は鳥羽
鳥羽までこのサイクルトレイン-ketta-にバイクと共に乗車するのである

ここで、今回乗車するサイクルトレイン-ketta-について軽く説明
去年近鉄名古屋-賢島間で運行開始したところ、かなり好評であったそう
今年は名古屋始発着に加え、大阪上本町-賢島間を初設定
3月のサイクルモード大阪でしっかり告知していた事もあり、運行初日のこの日はほぼ満員(サイクルラック基準)と出足は好調のようだ
【-ketta-とは中部地方(三重・愛知の方)で言う所の自転車の事。大阪で言うならチャリと言ったところだろう。知らんけど】

用いる車両は近鉄が誇る特急…ではなく、普通の車両を観光列車に改造
以降約10年に渡り今も団体輸送に勤しんでいるのである

ちなみに車内はこんな感じ

車内は窓側にテーブルとソファを設置
関東ローデイ御用達、尺束JR東日本のBB.BASEのようなガチ仕様とまでは行かないが…
子供(大きなお兄さん)向けの運転台
いらない子になった車両の運転装置を転用

出発時刻が近づくと、近鉄の駅員および職員に案内されいざ乗車
バイクはどこに?

バイクはサイクルラックにセット

この車両のフリースペースにサイクルラックを搭載
(サイクルトレイン以外にも用途に応じて設置アイテムが変わるらしい)
搭載可能台数は23台(正確には24台だが、1台分はテーブルと干渉して使われない模様)
ここにバイクを掛け、固定すればOK
尚、このサイクルトレイン-ketta-にバイクをそのまま持ち込む場合は乗車券の他に-ketta-利用券が必要となる

-ketta-利用券(復路)バイク持ち込みの場合はこれが必要
特典は賢島駅近くの日帰り温泉が1000円割引になる

一応観光列車つどいにただ単に乗車したい場合や、先述の利用券が売り切れた場合は【つどい利用券】を購入すれば乗車可能であるが、バイクは輪行袋に入れる事となる

大阪上本町を出発
定期列車の隙間を縫うのと、車両が元一般車
近鉄が誇る特急のようなスピードでは走れない
途中の駅で退避したり乗務員さんが交代したりするが、この間の車内は見知らぬローディ方と情報交換したり、普通に特急より約1時間30分余計にかかる事を考慮して仮眠したり思い思いの時を過ごす
強いて言うなら飲料水の自販機やモバイル充電用のコンセントがあるといいのになぁ…と思ったりする(ってワガママやなぁ)

関東ローディ御用達 BB.BASE
モバイル電源搭載等のガチ仕様

普段走っている大和川・石川CRの交点にして、自称大阪ローディ界のルイーダの酒場こと柏原リビエールホールの裏を駆け抜け、約3時間かけて目的地の鳥羽で下車し、サイクルトレインを見送る

親の顔程見たかもしれない柏原リビエールホール
池の浦
賢島へ向けて出発

ちなみに往路は-ketta-利用券を当日購入しようとしたが、窓口が7時以降にならないと開かない上、発車時刻が6時26分であった
ダメ元で職員に確認したら降車駅で駅員さんに伝達しておきますとの事で事無き得たが、乗車予定の場合は前もって購入することを強くお勧めしておく
当然、復路もサイクルトレイン-ketta-を利用するので鳥羽で復路分を購入し初のパールロードへ…途中でICOCAタッチするの忘れて鳥羽にトンボ帰り…ああ、何やってんだろう(加齢?)

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