BRM1018姫路600㎞ しまなみ制圧からの…

2025 BRM

BRM1018姫路600㎞に今年のSRを賭ける!

コース・PC

①コース

構成上、姫路→今治と今治→徳島としている

②PC・通過チェック

当初は帝国ホテルで仮眠しつつ走る計画であるが、念のため西条・新居浜辺りで仮眠出来る時間配分を組んだ
が、この計画は下記の事項により破綻していく…

本州脱出編

10月18日 4時姫路出発。2023年のBRM109神戸300㎞でけちょんけちょんにいたぶられた赤穂&日生まで一部逆走、一部トレースしつつ、夜明けの瀬戸内海を見ながら走るのであるが、最近乗れてなくペースをやや落として行くはずが、高速列車タダ乗りして赤穂までは思いのほかハイペースになっていた

約16㎞走って最初の通過チェック、道の駅みつで看板若しくはオブジェを撮影

次のPC1まで約85㎞、細かいアップダウンが厄介で回りのペースについていけなくなる
人影さえ見えれば頑張れるが、誰一人一緒に走ってくれない孤独な旅路を強いられる(せめて人徳さえあれば…)

夜明けと共に約2年9か月ぶりとなる岡山県突入

あの当時、極寒下で約150㎞程走らされた上、峠4発(折り返し込み)で脚完全終了の憂き目に遭った
無理せず、何とか越えて日生のコンビニで補給タイム

補給後、吉井川に有名な撮影地があるので無理やりながら新幹線を撮影

こんな暇あるのかな?
ここは大きなお友達ご用達の雑誌とかで紹介されていて、一度やってみたかったのである

岡山県内を頑張って走っていたが、Fブレーキから異音が発生
冷静に考えれば、一度ホイールを外して嵌めなおせば大概治るのだが、遅れへの焦りが生じてしまい放置プレー
これが後々致命的な判断ミスを招くとは露知らず走行継続、倉敷市内で昼食を摂る

高松市内まで行ければうどんにあり着けるのだが、空腹には抗えず釜揚げ(得)を補給

この日は予想以上に暑さも敵となった

倉敷→浅口→笠岡市内の海岸線を走るが、細かいアップダウンも加わり、脚が厳しくなって来た
当然、ペースも落ちていき、予定が大幅に遅延
しまなみ海道は何とか日没までに渡り切りたかったが、とてもじゃないくらい心身・機材の不安が先走っていく

約9年2か月ぶりの広島県突入
2016年8月以来のしまなみ海道以来で、バイク乗換後&本州側からは初である

福山市内から鞆の浦を目指すが、気力・脚力が持たなくなりつつあった
久し振りのしまなみ海道越えだけをモチベに奮い立たせ、鞆の浦に到着

撮影後、戸崎港まで海沿いを走って渡船乗り場に到着
ようやく本州脱出だ

乗船代210円(自転車)を支払って僅か5分乗船
向島の泊港に到着した頃には夕暮れが迫って来た
この渡船、18時以降運航していないので何とか間に合った(くらい超絶エクストリームギリギリ隊である)

しまなみ激走編

向島から因島を経て生口島にある耕三寺山門を目指す
全ての橋を日没までクリアしたかったが、しまなみ上陸が15時50分頃
とてもじゃないが日中のしまなみ制覇は絶望的
どこかで闇夜を迎えることとなる

でも、夕暮れのしまなみ海道も捨てがたい(出来れば来島大橋あたりで)

しかし、先を急ぐあまり愛媛県に突入したことに気付かぬまま、不調を抱えたブレーキと今にも折れそうなメンタルを労りながらのサイクリングを延々継続

そして、夜
当然ながら飲食店は閉店!インター付近にあるコンビニが頼りである
ここに来て眠気もピークになり、頭痛も発生したがひたすら先を急ぐことに全集中
どうにか耕三寺山門に到着したが、山門は閉じられていた

山門を撮影後、再び走る

多々羅大橋を渡り、大三島上陸
しまなみサイクリングで誰もが立ち寄るであろうサイクリストの聖地は

四っ国!四っ国!
漆黒!漆黒!
人人っ子いねぇぜ( ;∀;)

悔しいから9年前のしまなみライドの写真貼ってやった

さらに雨が降った事でブレーキへの不安が増大
もう、ここでFりたいと思うが、ここまで来たら四国上陸しないと行けない
幸か不幸か、東予に急遽仮眠宿を押さえたので、ここまで頑張る以外ない

大三島の通過チェック、岩田健 母と子のミュージアム
疲れから少しオーバーランしたが何とか到着

暗すぎてアップダウンが見えない
ひたすら登らされる感覚しかない

伯方島
来島大橋

日中にしまなみ走破したかった(9年前の写真)

ただただ必死に先を急ぐ
漆黒のしまなみ海道を
ワンチャンメンタル回復すればギリギリ隊ゴールで行けるかもしれない僅かな希望を持って来島大橋を渡り四国上陸

その後、西条の宿に向かて爆走
途中のPC2今治城跡で撮影

姫路から約300㎞走った
時刻は23:00頃、所要時間19時間とギリギリ隊…

今治から西条まで約20㎞、無我夢中で走って日付変わる前に何とか仮眠地であるホテルたいよう農園に到着
バイクは室内に置かせていただける神仕様である

即シャワー浴びて、仮眠後走行再開出来る様、ライト等充電し約3時間仮眠
しかし、仮眠から明けても頭痛が良くならない(鎮痛剤は飲んでたが)
ブレーキの不安もあり、主催へDNFを送信して再び寝た

BRM1018姫路600㎞ 西条でDNF
2025年度のSRはまたしても600㎞の壁に阻まれてしまった

主はとんでもない所に現る

起床後、ホテルで朝食を取ってから壬生川駅にて輪行
今治駅へ向かい、福山まで高速バス(しまなみライナー)で移動する
尚、このバスは輪行対応である(バスのトランクに入れるが、十中八九転倒する)のと、バス+新幹線を使った方が少し安くなるからである

しまなみライナー


今治駅から福山駅まで約2時間30分 運賃2400円なり

福山から在来と新幹線を駆使し、昼過ぎに帰宅

その後、

BRM1019泉佐野200㎞のゴール地点へ、お土産持参でサプライズ訪問という奇行に打って出ていた(笑)

理由は、先輩がスタッフでゴール受付しているのと、知り合い多数出走しているから
既に完走された皆様らとブルベ談議しながらゴールを待つ
毎回DNFをとんでもない理由かつとんでもない場所で執行することが有名になりつつある
先月の茨木300㎞はドロップバッグ回収のために金沢まで行かざる得なくなり「毎月新幹線の暴力のお世話になってますねぇ~」とか言われる始末(;’∀’)
でも、お会い出来て良かった

今回の敗退理由は他にもあったような気がするので、根本的に改善が必要である

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