BRM608河内長野300㎞ ～宿怨の赤福リベンジ～

遡ること約4年9か月前
当時開催されたBRM906河内長野300㎞ みんな大好き カキ氷に参戦も、コロナ禍真っ只中＆出走自粛等があってろくに走れないままぶっつけ本番で出撃…
（当時の参戦記）
https://freeridersun.com/2020-09-07-162058/
https://freeridersun.com/2020-09-08-012149/

激坂地獄、雨でペース上がらず、辺鄙な土地でDNF

時は流れ、2025年

BRM608河内長野300㎞ 赤福氷を食べにお伊勢参り Renversement に参戦
当時と違いコースが改編されたが、当時の宿怨を晴らすには打ってつけだ

コース・PC紹介

①コースマップ（2025年）

②コースマップ（2020年当時）

③PC

START	三日市町駅
PC1	ローソン桜井脇本
PC2	ファミリーマート勢和多気
フォトコントロール１	伊勢神宮内宮
PC3	ファミリーマート伊勢外宮西
フォトコントロール２	五桂池ふるさと村
フォトコントロール3	珍布峠
PC4	ローソン吉野リバーサイド
PC5	ファミリーマート紀伊清水
ARIVEE	ファミリーマート河内長野北青葉台

往路

スタート前

冒頭に述べたが、今回から厄介な金剛トンネル・曽爾高原がルートから外れ、竹内街道・横小路街道・伊勢本街道経由で内宮に向かうルートに改編

深夜1時にも拘らず、出走者多数集結

受付・ブリーフィング・車検を終え出走
序盤の竹内峠・横小路街道は脚の合う方々に張り付いて行くが、ブーデーにヒルクライムは大敵
竹内峠で早速集団から脱落…毎度言い聞かせるも痩せないと解ってるんだけどなぁ

PC1

PC1ローソン桜井脇本に、スタートして約2時間弱で到着
早速1時間17分の貯金を稼ぐ
2020年当時は序盤から超絶ギリギリ隊だった事を考えると上々な滑り出しかな？

PC2

この先は伊勢本街道経由で内宮
序盤のヤマ場、弁財天TN・御杖・桜峠・仁柿峠が待つ
ヒルクライム嫌いだが、グロス17～18㎞を維持出来れば何とかなりそう

御杖村付近で夜明けを迎え、ジメジメした湿気で汗が止まらない
周りから甘い匂いが…雨の予感？
地味に脚を削られながらも、ここまで来れた

2020年の同ブルベでDNFを決意した伊勢奥津駅を通過
当時ここに来ず、松阪駅に直行すれば撤退戦が地獄にならず済んだのに…今でも後悔先経たず

これまた2020年同ブルベ時、雨と激坂で心へし折られながら登った仁柿峠
今回はダウンヒルとなるが、隘路・悪路に注意すれば前半戦は制したも同然

序盤のヒルクライム区間を終え、PC2ファミリーマート勢和多気到着
僅かながら貯金積み増し、1時間23分確保
最近リニューアルしてWCがウォシュレットになったが、イートイン消滅…
（ここのファミマで充電させてもらえたのになぁ）

内宮と赤福

PC2から約25㎞、およそ1時間程集団でわちゃわちゃしながら走ってお題の伊勢神宮内宮に到着
バイクと撮影

昨年のBRM921河内長野600㎞は熱中症が祟って伊勢神宮外宮でDNFしたので、現機で初の内宮到達でもある
せっかくなのでお参り…はパスして、もう一つのお題、赤福本店へ襲撃！

赤福本店には9時前到着
お題の赤福氷は9時からだが、既に行列が出来ていたので断念
赤福で妥協して一応お題回収

2020年はわずかな貯金しかないギリギリ隊にもかかわらず赤福氷を堪能してしまい、後半戦が地獄→結果DNFの片道切符になってしまった
そんな苦い思い出はあまーい赤福食べて一掃しよう

復路

PC3

たまたま一緒になられた方々と赤福を堪能したら復路スタート
数キロ先のPC3へ腹ごなし兼ねながら集団でわちゃわちゃしながらあっという間だった
9:32到着も、赤福本店襲撃したので貯金が1時間まで減少
ただ、致命的にグロスが落ちていないので地道に積み上げれば大丈夫

ちょっと天気が怪しくなった、大丈夫かな？

通過チェック

五桂池ふるさと村

PC3から五桂池ふるさと村へ
コース改編に伴い、ちょっとばかし迂回
例によらず集団に張り付いて走っていたが、幾多のアップダウンのアップで脚が付いていけず無念の離脱
付いていけないとフラストレーションが爆増！（その前に己の貧脚を恨め）

ここで冷静に、到着予想時間を逆算
グロス17㎞を最低限守れば18時間台ゴールが見込まれるのでこの調子で行こう

と考えているうちに通過チェックの五桂池ふるさと村に到着

フォトチェック後、次の通過チェックへ

珍布（めずらし）峠

コース改編に伴い、初登場

天照大神と天児屋根命がバッタリ会われ「おお、めずらしや」と言われたことから「めずらし峠」と呼ばれるようになったといわれています。
天照大神が川に投げ入れて国境を決めた「国分け伝説」の【「礫石（つぶていし）」】がよく見える場所でもあります。

と言われているこの峠をランドヌール集団で制圧

フォトチェックを済ませたら丁度お昼時
後半戦の大ボス、高見ループ橋＆トンネル入口までのヒルクライムが控えておりハンガーノックで突撃は危険

大ボスまで約10㎞手前の定食屋で昼食
写真撮り忘れたが焼肉定食ランチでエネルギー充填

高見ループ橋

過去ブルベで豪快にダウンヒルしていた高見ループ橋を初ヒルクライム
（高見峠は2021年BRM703茨木400㎞にて旧道経由で制圧）
一見したら凄い高低差だなぁ…と、超絶乙女ギアでくるくる回すだけの簡単なお仕事？で（這いながら）駆け上がり三重県脱出

これで今ブルベの大ボス撃破
残すは紀見峠だけ
これより東吉野方面へ一気にダウンヒル

いつも時間に追われてスルーしていたニホンオオカミの像
せっかくなので

PC4

伊勢神宮外宮から約110㎞
高見ループ橋で苦しむも昼食・休憩を挟みながら約7時間走り、ローソン吉野リバーサイドに16:15到着

貯金約1時間40分まで回復
ただ、天気予報を見誤ってしまい、PC3出発後雨が
レインウェア非携行が悔やまれた

この先は勝手知ったるオダ近定番のルート、実家のような安心感だ
脚がキツイのでグロス16㎞に落としながら着実に前進あるのみ

PC5

降りしきる雨の中、吉野川＆紀の川に沿って約30㎞
来月のBRM712和歌山200㎞ 和歌山・奈良灼熱サイクリングで走る区間でもあるのでコース習熟を兼ねているうちに陽が暮れて来た

最後のPC、ファミリーマート紀伊清水に17:58到着
貯金2時間確保
残り20㎞、制限時間まで約3時間30分あれば余程のトラブルさえなければ認定完走はほぼ約束されたも同然だ

ARIVEE

河内長野のゴールへ、ラスボスとなる紀見峠が待ちうける
よりによって国道370号旧紀見トンネルが改修工事中なので全面通行止め
泣こうが喚こうが旧道経由で紀見峠制圧がマストだ

橋本から重い脚取りで超絶エクストリーム乙女ギアでくるくる回すだけの簡単なお仕事を延々と継続しながら何とか制圧
あとは濡れて荒れた路面に注意しながらゴールまで惰性下りながらペダルをくるくる回すだけの簡単なお仕事でALIVEEのファミリーマート河内長野北青葉に到着、レシート取得

到着 19:32　所要時間18時間32分

レシート・フォトチェック画像確認後、ゴール受付
無事認定完走と相成ると共に、2020年の赤福ブルべの宿怨を晴らす事が出来た

今回はAJ20周年記念メダル対象ブルベであり購入した
更に在庫処理（？）の300㎞記念メダルも序に
（2022年6月に開催されたのだが、この時はSR優先してBRM611川西600㎞に参戦してた）

でも、前回と言い赤福ブルべは雨に祟られるなぁ