2022年度も2021年度同様、11月からスタート
2021年取り逃したSRを掴むために…
まだ当時世間はコロナ禍の中
何時緊急事態やら蔓延防止が出るかも分からない瀬戸際の中で有る事には変わらない
どうであれ計画が狂わない事だけ願おう
初SRへ3度目の正直!
2022年度はSRに特化した参戦計画
特に400・600㎞は川西シリーズで認定完走を狙う
- BRM1113和歌山200㎞(N2BRM)
- BRM223橋本300㎞
- BRM514川西400㎞
- BRM611川西600㎞
本格的にSRを目指した2020年と21年は健闘空しく撃沈
諦め悪いが、11月から2022年度ブルベシーズン開幕
初SRを賭けて3度目の挑戦である
BRM1113近畿200km和歌山 たま駅長の故郷(N2BRM)
2021年度に続き、同ブルベでシーズン開幕
和歌山始発着ブルベは2021年度に引き続きN2BRM方式で開催
(またぼっちじゃねぇか)
5時15分スタート打刻
前年同ブルベではパンク地獄を味わったが、勝手知ったるルートであり楽勝…
ンな訳ねぇ(笑)
前年度もやらかした工事個所の失念をまたやらかしてしまい約3㎞迂回ロス発生
言い訳だが、正規ルートのデータを誤って入れたようだ
前半の山岳ゾーンはミスコースしただけで無事クリア
後半はWAKAYAMA800スタンプラリーも兼ねつつ(タイヤの空気圧でトラブったが気にしない)
海岸線を北上
湯浅過ぎて海岸線に陽が落ちるエモいシーン
制限時間そっちのけで撮影
2022年度開幕戦は多少のトラブルあったものの、制限時間を有効活用出来た(ちょっと焦った)
13時間ポッキリで認定完走
BRM226近畿300km橋本 南部梅林(オダキング2020)
コロナ禍とは言え、2022年度は順調に開催…とはならず、直前に感染拡大
あろう事か和歌山県に初の蔓延防止措置発動!24時間営業の飲食店はテイクアウトのみになったり終業時間繰り上げたりと補給戦略をミスるととんでもない仕打ちを喰らいそう…と思っていたが
現実は相応に厳しい
橋本駅5時スタートに合わせて朝食を…深夜24時間営業している和歌山県内の飲食店はテイクアウトのみ
お隣奈良県は蔓延防止措置を発動していなかった為、移動してからでも良かったが、今度はコインパーキングに停められなく二律背反な状況
止む無く途中のコンビニで朝食を買ったが、既に苦戦は確定していた
序盤に黒沢牧場の激坂~白馬TN~龍神~南部と畳かける激坂が脚を潰し、補給ミスが祟りハンガーノック誘発
白浜まで苦しみながら到着
ここまで予想以上に疲労困憊
芳養駅までにDNFした方が後々良かったような気がしたが、初SRの為行ける所まで行く事にした
(この先飲食店は軒並み開いてなく、国道42号から再び山間部に入るとコンビニすらない)
1日中極寒下に晒されて脚はボロボロ、心はバキバキに折られまくり
必死に往路で痛めつけられた激坂を折り返し、真っ暗闇の黒沢牧場を越えた
最後に紀ノ川沿いの激坂群がキツかったけど、迫る制限時間と心身の疲労に耐えて忍んで無事完走
19時間53分で認定完走
勿論認定完走者の中で超絶ギリギリ隊ランタンルージュの迷誉つき(笑)
極寒・激坂・空腹だけでこのブルベの過酷さが伝わるかと思う
BRM514近畿400km川西 海と湖
このブルべを語る前に、激烈な川西シリーズブルベのエントリー戦争が待ちうける
エントリー峠を何とか制して初の川西400㎞へ参戦
(この年は同日にあるみんな大好き(?)淡路監獄と易しめな神戸300㎞と重なり完売が遅れたそう)
川西ドラゴンランド8時スタート
おそらくオダ近ブルベで比較的易しいコース設計であるが故、序盤からペースが早いが、あれよあれよという間に福知山、更に北上して舞鶴へと到着
その分、疲労度もアップ
道中、高浜の道の駅で30分程お風呂行ったりして気分転換してみたのだが
そのツケは思っていた以上に大きく、小浜のPC手前、JR小浜線の踏切で迷子になり、PCを2㎞オーバーランしてしまう程思考力が落ち始めて来た
ド深夜の琵琶湖を浅井から大津まで一気に南下、大津から逢坂関を越えて山科の通過チェック到着
朝5時頃、この調子なら9時頃には到着…
疲労・空腹で思考力ゼロのまま到着し、目覚めのコーヒーを購入したレシート取得を失念した事に気付かず出発
その事実に気付いたのが11㎞程進んだ宇治のPC手前
この時約2時間程貯金があり、一世一代の大勝負!山科までリターンしてレシート取得し宇治に戻る【ひとりエクストリームシャトルラン】敢行
流石に大津からまた宇治に戻る頃にはN々宮元議員ばりに号泣寸前
そこに現れしオダ近認定完走距離NO1を誇るオダキングとまさかの合流、奇跡的に宇治のPC時間制限ギリでミッションクリア出来た
残りもキングと一緒に走って制限時間35分前無事ゴール
400㎞ブルべ無敗記録更新(2本目だけど)と初のSRにリーチが掛かった
26時間25分で認定完走
BRM611近畿600km川西 海だお寺だ湖だ
この日は300㎞ブルべ開催から100周年のセンチネル
全国でセンチネル300㎞が開催されているが目もくれず、川西600㎞のエントリー戦争を掻い潜っていざ出走
6時川西ドラゴンランドスタート
初600㎞で失敗した教訓を生かし、以下の準備を行った
・仮眠宿の予約→福井市内(約340㎞)到着22時頃目標
・ドロップバッグ実施(復路用のウェア・バッテリー等入れ替え)※宿泊先へ送付し、翌日自宅へ送付
スタートして600㎞の長丁場、急ぎ過ぎず遅過ぎず1か月ぶりの舞鶴へ
昼食は軍艦カレー
舞鶴から日本海とお付き合い
何時しか福井県に入り、延々海岸線を走行
敦賀から真っ暗な越前海岸を初北上
土地勘がないから今どの辺走ってるやら孤独と不安を抱えながら走っているうちに反射タスキ&テールライトの灯りを見つけるとちょっと安心
幸い貯金を少しづつ積み上げ、福井のホテルには約2時間遅れだが無事到着
600㎞以上のブルベにおいて仮眠は絶対重要
サイコン・ライト等の充電、着替え入れ替えを行いつつ湯舟にin
その後3時間程仮眠
翌朝4時出発、永平寺・旧北陸線区間を越えて再び敦賀へ
永平寺でちょっと借金作ったが、南条通過チェックでほぼ完済
丁度この旧線区間のヒルクライムを駆け上がるオダ近福井藩の300㎞センチネルブルベ【焼き鯖朝定食】のランドヌール勢とスライド
スンマセンね~ワタシ今下り疾走中で(笑)
敦賀から県境超え、長かった福井県を脱出して琵琶湖へ
長浜のPCで再び貯金確保し、追風を捕まえて大津まで一気に南下
大津から宇治川ラインへ、疲労度パネェ過ぎて心拍計が仕事放棄(心拍が低く出る)
下り基調だが、思ってた以上にペースダウンするが、天ケ瀬ダムを過ぎると箕面まではほぼ平坦(ちょっとだけ激坂あるが)
残り距離が減り、SRが現実のものになっていく
20:25 箕面のゴールに到着
38時間25分で認定完走
ブルベ挑戦4年目にして初めて600㎞完走&初SRを達成、いっぱしのランドヌールになれたと実感
後日SRメダルを忘れず申請 初めてのSRメダルが郵送されて現在部屋に陳列中
新たなる伝説を継ぐ弐号機参上
このブルベで初号機のフレームが限界を迎えそうになり、弐号機にブルベを託すことにした
ブルベ用に特化しエンデュランスロードを選択した
導入後は習熟メインでブルベは一時休止
この弐号機で2023年度からブルベ参戦
2年連続&弐号機で初SRを目指すのである
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