ブルベ6年目シーズン開幕特集~ワタシがランドヌールになった理由③~コロナ襲来期part2~

ブルベ

全世界を恐怖に落としたコロナ禍の中、中止・延期多発が相次いで2020年10月末でシーズン終了…かと思えば、翌月から2021年度がスタート

コロナ感染再拡大でもしたらまたブルベが延期になったり中止になったりしかねない
行ける時に行って初SRを目指すのである

Withコロナで2021年シーズン開幕

  • BRM1121和歌山200㎞(N2BRM)
  • BRM109神戸300㎞(N2BRM)
  • BRM703茨木400㎞
  • BRM918和歌山600㎞(N2BRM)

2020年、ACPより2021年度は2020年11月1日~2021年10月31日の期間で行われる事となった
コロナ感染拡大で開催延期、中止等が起こりうる事を加味していると思われる
感染防止対策の一つとして、開催方法にN2BRM方式も採用されるなどウィズコロナを意識したブルベシーズンが始まった

BRM1121和歌山200㎞ たま駅長の故郷(N2BRM)

早速2021年度初戦としてエントリーした
2020年の参戦したたま駅長reverseの正回り版
このブルべはN2BRM方式(和歌山始発着ブルベ全て)で、出走期間内であればスタート日時を自由に選べる利点がある(出走期間:11/21~11/23)
(その代わり、出走日時次第では終始ぼっちになる)

出走は11/22 5:00

このブルベは完全セルフ、勿論主管はいない
スタート前の証明写真をわかやま館で撮り、浜の宮のコンビニで取得したレシートの打刻時間から13時間30分以内にゴールPCのコンビニでレシート取得すれ認定完走となる

貴志駅 勿論ニタマ駅長は居てません(っか、寝てるし)

このブルべは黒沢牧場・白馬峠等のヒルクライムより、日高川町の険道で転がっていた鋭利な石で前後輪サイドカット時間差パンク
冷静にチューブと持ち合わせの工具で何とかしたが、チューブは1本しかなく、もう片輪はパッチ補修
CO2ボンベ2本でビード上げしてみたが、1本目を失敗させ、2本目失敗させたら修理失敗=DNFの危機だった
なんせ場所が場所だけ(日高川町の山中)に窮地を脱出出来たのが不幸中の幸い
後半は借金返済チャレンジに追われたが完走に漕ぎ着けた

ただ、ブルベでチューブレスタイヤを運用すると何故かトラブルが起きる
何か憑りつかれてるんじゃねぇ?

前輪→後輪と連続パンク

13時間8分で認定完走

BRM109改め1009神戸300㎞ 佐用・日生グルメ紀行(N2BRM)

運悪くコロナ感染拡大が相次ぎ、開催が1月→5月→10月と延期を繰り返した上、N2BRM方式として開催

当初1月開催が、延期する度感染拡大で10月に

10月某日朝5時、意気揚々とスタートするが、諸事情で1時間ロス

急いでリスタートするが、オダ近神戸班のブルベはそう甘くない

泣く子も黙る?再度山

ビーナスブリッジがある再度山ヒルクライムで大苦戦
いきなり激坂でスタートしてものの15分で脚終了

ほぼ号泣しそうな感じでクリアし、姫路城に到達したが、実はここでDNF発覚
何と1分制限時間オーバーしていたのだが、これに気付いたのが佐用の手前というお粗末ぶり
(N2BRMとは言え、今回は制限時間と言う概念が存在していた

佐用でホルモンうどん

ブルベは佐用でDNFとし、せめてタイトルの一つであるホルモンうどんを食して神戸まで輪行
300㎞は他にエントリーしていなかったので、2021年度のSR未達が確定
日生のカキオコには辿りつけなかったが、今回の無念は2023年1月の同ブルベで成仏する事が出来た

BRM703茨木400㎞ 朝焼け展望台

2021年参戦ブルベで唯一の有人開催(主管はあのGパンキング)
2020年のBRM424泉佐野400㎞がコロナ禍で中止となったので、今回が初の400㎞

茨木市役所を夕方スタートし、夜通し走って朝焼けの相差に到着
(タイトルは展望台だが、主管が試走した時に時間が早く開いていなかったので相差に変更)

相差到着

スタートからいきなりトラブル
パワーメーターの電池を直前に交換したが、スタートして直ぐに蓋が射出し5分後突如パワーとケイデンス表示がゼロになってしまい、引き返して捜索したが見つからないので諦めた
更に伊勢の山中でetrex(touch35)が自己射出して消失
幸いGarmin先生にGPSを入れていたので、高価なetrex(約3万円)は泣く泣く諦めて認定完走を優先した

初の400㎞でオーバーナイト
後半戦は睡魔が襲うようになったので、帝国ホテルと言う名のバス停で仮眠
でも眠い、脚がヤバイ所に今回最大のボス、高見山(旧道)がお待ちかね

高見山旧道 奥の赤いループ橋は国道165号

のっけから激坂でほとんど手押しで何とかクリアし、落車のリスクと隣り合わせで挽回
補給のタイミングや補給量が上手く行かず、残り60㎞はハンガーノックに陥った

淀川を渡ればゴールはもうすぐ

気力を振り絞り、制限時間30分前ゴール
完走者ではランタンルージュ(ビリ)だが、認定完走に変わりない
尚、ブルベ参戦して400㎞だけは未だDNFが無い(メカトラでDNSした事はあるが)
※認定完走が茨木400㎞と川西400㎞2本だけなのであまり参考にされぬよう

26時間30分で認定完走

BRM918改め1014和歌山600㎞ 紀伊半島1周Reverse(N2BRM)

~おことわり~

当時の画像が全て消失した為、詳しくは下記リンク参照願います

感染拡大の影響で神戸300㎞とほぼ連戦になったが、初の600㎞に挑戦

スタートは10/8 0:00 和歌山マリーナシティを出発して深夜の紀ノ川・高見山を越え、約150㎞走った勢和多気のコンビニでサイコンを誤ってストップさせるミスを犯す(先述の理由でetrexを滅失させたため、サイコンのGPSが頼りである)

鳥羽(約200㎞)で昼食を摂るが、まともな食事を摂らず先を急いだツケは大きく、その後の南伊勢あたりからハンガーノックに苦しめられる
あろう事かコロナ禍真っ只中(緊急事態や蔓延防止は出ていなかったが)、飲食店の終業時間繰り上げ等で食事に事欠くようになり、南伊勢の海岸線は無数のアップダウン連続でペースが上がらず、僅かながら作った貯金がみるみるうちに目減りしていくうちに2日目の深夜を迎える
ここに来て眠気もセットされ、思考力ナッシング
尾鷲の漁港にあるPCへ分岐する国道311号に命綱とも言えるコンビニがあったが、先を急いでしまい差の先の激坂で貯金消滅!PCに着いたが恐れていた借金約30分加算
再度国道へ復帰するには和泉葛城の中尾か蕎原の激坂のような登り返しでさらに借金を積み増し、いつ終わるとも思えない無限アップダウン地獄が心をバキバキに折っていく

ようやく国道42号復帰、熊野市から新宮までは比較的平坦基調なので借金返済チャレンジと行きたかったが、ハンガーノックと疲労と睡魔が祟りペースが上がらない

新宮のPC過ぎてまたサイコンを誤ってストップさせてしまう
気を取り直してみたが、【体力の限界・気力も無くなり…】ではもう太刀打ち出来ない
那智駅で今回の初600㎞はDNF
付け焼き刃みたいな戦術はまさに【生兵法は大怪我の基】
休憩・仮眠・補給等しっかり走行計画を組み立てる重要性を改めて思い知らされた
残り280㎞の忘れ物はいつか取りに行きたい

2021年結果

認定完走2本 DNF2本 認定完走距離600㎞

200㎞と初の400㎞は認定完走したが、コロナ禍の感染拡大期で300・600㎞が延期&日程過密&調整不足が祟り連続DNFをしでかしたのが痛手であった

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